「現職に不満があって転職したいけど、やりたい事がわからない・・・」
やりたい事はなくてもいいんです!
「やりたい事」ではなく、「どうなりたいか」で転職先を決めませんか?
私もやりたい事がわからないと思っていましたが、どうなりたいかを軸に転職を検討することで、行動ができました。
この記事を読めば、やりたい事がなくても転職先を決定することができます。
やりたい事はなくてもいい
仕事選びの際に「やりたい事」に固執する必要はありません。やりたい事があなたにとって適職かどうかわからないからです。
あなたにとって仕事の優先順位は高いですか?プライベート重視であればなおさら、ストレスフリーでお金をもらえるという点に焦点を置いていいのです。
やりたい事はプライベートでしましょう。
どうなりたいかを考える
「なにをしたいか?」って、特に仕事があまり好きじゃない人には難しい質問です。
でも「どうなりたいか」「どんな環境で働きたいか」を考えるのは比較的簡単だと思います。
しっかりと自分の価値観を整理することが、転職の成功への近道となります。現状の不満を改善した転職ができるように、徹底的に考えてみましょう。
以下、自分の価値観を整理する方法を紹介していきます。
現職の不満/なくなると嫌な物の整理
まず現職を軸に「どうなりたいか」の条件を整理しましょう。
現職で不満な部分を挙げてみてください。不満度のランキングをつけてみてもいいと思います。
・不満度が高いもの=転職先に求める条件
次に、現職のなくなったら嫌なものも考えてみましょう。いいところではなく、なくなったら嫌だという視点で考えることがポイントです。
・なくなったら嫌なもの=転職先に求める条件
となり、どちらも求める条件がわかってきます。これである程度、転職先に求める条件が定まってくるはずです。
労働環境の優先順位を考える
自分の考えから求める条件を整理したら、優先順位を考えていきましょう。不満度のランキングは先ほどつけたかもしれませんが、「なくなると耐えられないランキング」もつけてみるといいと思います。
なにが自分にとって最も大切かを明確にすることが大切です。
筆者の場合を紹介します。
こんな感じでランキングをつけ、希望する条件に優先順位をつけましょう。
筆者の場合、下記3点を絶対条件として転職活動をしました。
- 成長業界=IT系
- 残業30時間以内
- 有給取得率がいい(所属するチームの取得率を確認する)
やりたい事がない場合の業務内容の選び方
労働条件は絞れたけど、業務内容はどうやって決めればいいの?という方へ。
基本的に未経験職種だと年収が下がります。そのため、現在と同じ職種での転職を検討しましょう。
ちなみに職種が同じであれば、未経験業界はアリだと思います。筆者の場合は「同職種×未経験業界」の転職でしたが、年収は下がりませんでした。
「できそうな事」の観点で選ぶ
同職種の中でも「できそうな仕事か」という見極めは大切です。現職と共通する部分があれば安心ですね。業務内容があまり変わらないという観点で転職先を選定してみましょう。
以下、営業職の場合に共通するといい観点をご紹介します。
▶︎営業手法
手法が違うとほぼ未経験職種になってしまいます。合格できたとしても入社してからが大変になるでしょう。
例えばルート営業しかしてこなかった方が、新規飛び込み80%・ルート20%の営業は難しいと思います。
▶︎販売製品
製品がカタログ販売なのか・顧客と一緒に開発していくものなのか、また、有形商材・無形商材でもふるいにかけることができると思います。
▶︎営業する業界
異業界への転職でも、営業先の業界は同じ場合があります。その場合は商習慣などの前提知識がわかっているので、入りがスムーズです。
ちなみに、あるエージェントの方がおっしゃっていましたが、営業職の場合「営業手法」「販売製品」「営業する業界」のうち、2つが現職と同じ場合は書類選考の通過率が上がるそうです。
といっても私の場合は「営業手法」しか同じでなかったにも関わらず内定しました。あくまで確率が上がるというだけで、合格できないというわけではないようです。
伸びている業界で選ぶ
やれそうな事でも絞りきれない場合は、これから伸びていく業界で選びましょう。
厚生労働大臣の認可を受けた有料職業紹介事業者である株式会社マイナビの記事によると、以下の業界が今後伸びていくと言われています。
伸びていく業界では、年収のUPも見込めるのでぜひ検討してみてください。
https://news.mynavi.jp/tenshoku/expected-to-grow/
- IT業界
- 電子部品や半導体業界
- デジタルエンタメ業界(ゲーム・動画配信)
- EC業界(インターネット広告)
- 倉庫・物流業界
- 医療・介護業界
- フードデリバリー(クイックコマース)業界
- 農業業界
- 宇宙開発業界
- フリーランス産業
働きたい会社像の決定
労働条件の優先順位と、業務内容を決定したら働きたい会社像が決まります。転職活動をする場合は、この会社像をそのまま転職の軸とすればいいですね。
今すぐに転職活動をしない場合も、情報収集をおすすめします。現職に我慢の限界となったらすぐに活動をスタートできるよう準備をしておきましょう。
転職活動〜転職エージェントの活用〜
転職活動をする場合も、まずは情報収集のみの場合も、転職エージェントの活用をおすすめします。
集められる情報の量が全然違うからです。志望企業の情報を効率よく集められます。
以下の記事で実際に使ったエージェントの特徴をまとめているので、参考にしてみてください。
実際につかってみたメリットもまとめています。どんな質問をすれば効率よく情報を集められるかも紹介しています。
まとめ
今回はやりたい事がなくても、転職先を決定できる方法を2STEPで紹介しました。
- 「どうなりたいか」で労働条件の優先順位を決定
- 「やれそうな事」「伸びている業界」をヒントに業務内容を決定
意外と自分が考えていることを整理できていない場合が多いので、丁寧に考えてみましょう。
今後を見据えて一歩踏み出す方には、転職エージェントの活用がおすすめです。
転職を考えられている方の参考になれば幸いです。
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