「転職活動で内定をもらったけど、この会社に決めてしまっていいのかな・・・」
「この会社に転職して後悔しないかな・・・」
忙しい中転職活動をしてきてやっと内定をもらえたのに、転職活動のゴール:内定受諾を前に悩んでしまいますよね。
筆者も悩んで、内定をいくつか蹴って今の会社に転職をしましたが、後悔していません。
その経験を踏まえて、転職先が合っているか見極める方法を紹介していきます。
今一度、転職の軸を思い返しましょう。
はじめに:自分にあった企業を選ぶために
時間は有限です。
あなたの貴重な時間を使って転職活動をしているので、ゴール手前で迷ってしまわないように、しっかりと活動の中で転職の軸を決めておきましょう。
面接に進む企業の段階から絞っていくのが理想ですが、内定を受けるまでは、まだやり直しもきくので、今迷っている方はこれを機に改めてしっかりと考えてみてください。
私が転職の軸を決めた経緯は「体験談」としてまとめた記事があるので、参考にしてみてください。
転職の軸を決めた上で内定がでたけど迷っている方へ、転職先があっているか見極める方法として2つ紹介していきます。
方法1:納得いくまで質問する
内定をもらいさえすれば、無敵状態です。選考中は聞きにくかった質問も聞けるタイミングのため、少しでも気になることは聞きまくりましょう。
企業側としてもミスマッチを起こしたくないので、質問ウェルカムのはずです。その上でご自身が決めた転職の軸に合致しているか判断しましょう。
まずは転職エージェントにどのような方法で企業に確認ができるか相談です。
企業によっては内定後にオファー面談・カジュアル面談をを設けているので、積極的に活用するといいですね。
下記の具体的な質問内容を参考に、あくまでも節度は守りつつ確認しましょう。
具体的な質問内容
面接時はなかなか聞けなかった質問を中心に確認するのがいいと思います。
私が実際にオファー面談で確認した質問リストを紹介します。わかりにくいものは聞いた意図も記載しました。
ワークライフバランスを整えたかったので、そこに関連した質問が多いです。
- 給料の上がり幅(評価方法も)
- 今後年収UPがどの程度見込めるか
- まとまった休みはあるか
- 海外旅行にいける休みがあるか(有休使って10日間ぐらい)
- 配属部署内での有休取得日数
- 配属部署の月平均残業時間
- 会社平均でなく部署での残業時間を聞くことで実際のところを知れる
- 在宅勤務の有無
- 転勤の頻度
- お酒を飲む場は多いか(社内や接待で)
- 下戸の場合、多いと出費も精神的にもきつい
- 接待多いと定時後の時間が取られる
- 配属部署メンバーの年齢・性別
- 入社後の想像をするため
- 育休後に復帰した先輩社員はいるか
- 仕事の流れ・1日のタイムスケジュール
- 現職と似ていると楽
- なぜ今回募集をかけたのか
- 退職者の穴埋めだと入社早々バタバタになる可能性大。増員がベター
- 面接での評価、何を期待されているのか
- 直近の経営状況
- 安定して伸びていく企業か
実際の転職先は全て理想通りの回答ではありませんでしたが、ネガティブな部分が許容範囲だったため、入社を決めました。
ご自身が大切にされている条件について、回答の内容が許容範囲かどうか、検討しましょう。
次に紹介する企業口コミサイトのチェックと合わせて、サイトで気になったレビュー内容についても聞いてみるとより精度が上がります。
例えば、口コミサイトで「定時時間外の会議が多い」というレビューを多く見かけたとします。
オファー面談で、「定時時間外で会議などはありますか?」と質問してみましょう。
「技術職だと多い」「あるけど、月数回で残業もつく」などの回答がもらえれば、不安材料がなくなりますね。
方法2:企業口コミサイトのチェック
もう1つおすすめの方法が、企業口コミサイトのチェックです。
企業への直接質問だと、ネガティブな部分がぼかされてしまう可能性もありますが、口コミサイトは勤めていた方の匿名レビューなので、特に悪い評価の信憑性があがります。
チェックポイント
プラスな面の多さでなく、マイナスな面が許容できるか
自分にとって100点満点の会社はありません。必ずマイナスな面があります。
企業を評価する際、プラスな面が多いかどうかよりも、マイナスな面に耐えられるかが重要です。
たとえ9つがプラスで1つマイナスがある企業でも、たった1つのマイナス面が許容できなければ、その企業はやめた方がいいでしょう。必ずのちのちストレスになります。
私の場合、営業職が「接待が多い」「接待ゴルフがある」と書いている企業は他がどんなに優れていても、選考に進むこともしませんでした。
譲れない条件は人それぞれだと思うので、よく検討してみてください。
レビュー年を確認
レビューの内容が5〜10年以内のものを優先的に読みましょう。
企業はそう急速には変わりませんが、それでも10年以上前のレビューだと状況が変わっている場合があります。
ご自身の会社でも10年前と比較すると、変わっている点もあると思います。
職種・勤務地まで確認
ネガティブなレビューを発見したら、職種と勤務地がご自身の配属先と同じか確認してください。
拠点がたくさんある企業の場合、拠点ごとで労働環境が違うことはよくあります。職種も同様です。
配属先が違う部分のレビューは全社的なものなのか、拠点(職種)特有のものなのか見極めが必要です。
私の場合も、現職のレビューを入社前にみると、技術者の方のレビューで「異動が多い。事情を考慮してくれない」という内容が目立っていましたが、営業だと「一般社員クラスの異動はない」というのが事実でした。
企業口コミサイト一覧
私が参考にしていた企業口コミサイトをご紹介します。
どのサイトも最初は途中までしか口コミを読めませんが、会員登録や口コミの投稿などをすることによって無料で読めるようになるので、面倒ですが対応しましょう。
まとめ
以上、転職先が合っているか見極める方法を大きく2点紹介しました。
基本はご自身で決めた「転職の軸」と合致しているかどうかを判断することになります。
ポイントは、「プラスな面を数えるのではなく、マイナスな面が許容できるかどうか」この基準で検討をするようにしましょう。
内定を受けるまでは、転職は何回でもやり直せます。後悔のない転職になるよう応援しています。
転職を考えられている方の参考になれば幸いです。
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